ロードスターに乗るということ

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クルマを2台所有しています。

先に紹介したヴァナゴンですが、これが信頼性に不安があるためです。

30年前の旧車なのでよく壊れます。

いや実際はそれほどでもないのですが(想定の範囲内という意味)、

クルマがないと不便な生活スタイルなため、不測の事態に備えて2台体制にしています。

信頼に劣り手のかかるヴァナゴンですが、手放す気はありません。

骨董品コレクターが古ぼけてひびの入った茶碗を手放せないようなものでしょうか。

 

で、2台目をどうしようかと考えた時、色々と考えましたが、

マツダの現行4代目ロードスターにしました。

初代ロードスターが発売された時、そのあまりのカッコよさに痺れた記憶があります。

ただ当時、オープンカーのツーシーターというあまりに実用的でない仕様に、

「これは一般の人が乗れるものじゃない」という思いで購入は断念しました。

その後、何台かクルマを乗り換え、憧れのバナゴンに至りましたが、

「好きなものに囲まれて暮らしたい」という考えのもと、

当時一目ぼれしたロードスターを選択しました。

普通、クルマって代を重ねるごとに排気量とか馬力とか上がっていくものと思っていて、

ロードスターも初代1600ccから、1800、2000と排気量が上がっていきましたが、

なんと現行の四代目は初代よりも排気量が100cc小さい1500ccです。

ライトウェイトスポーツカーの原点に帰ったということですね、こういう感性大好きです。

スタイリングは今でも初代が一番カッコいいと思っていますが、

なんせこちらもバナゴンとさほど年式が変わらず、信頼性に不安があるので諦めました。

2代目、3代目とモデルチェンジするごとに「違うんだ感」がありましたが(あくまでも私の主観ですからね)、

4代目のフォルムは琴線に触れました。正直クルマの性能とかあまり興味ないのでよくわかりません。

もう、見た目で決定です、カタログのこの世界観にやられました。

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ということで、現在はヴァナゴンとロードスターの2台体制で生活しています。

どちらも実用的なクルマではないですが、憧れていたスターと初恋の相手と同棲している気分で、もう最高です。